認知症や親の介護をする家族のリアルな現状まとめ

認知症の親を持つ介護や突然の脳梗塞によって要介護になった親の介護をする息子、娘、家族の現状をまとめました。悩み、家族ができる対策や今後の不安、認知症を防ぐためのアドバイスを知らせていきます。

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70代脳疾患の父親を介護する娘の現状を聞いてみた

両親は二人暮らし、43歳の娘さんは近くに住み日々介護をしている。

父親の介護で大変なこと

父親のオムツを替えること

親の介護で一番大変な事は、父親の身体が大きいので、体力的な事はおむつ替えです。介護4なので、ヘルパーさんも昼間5日と夜間にも来てくれますが、時間がそんなに長くないので、普段は母親と私で父親を介護しているので、周りの方に助けられながら、生活をしています。

もともと父親は神経質できれい好きだったこともあり、おむつが少し汚れると取替えて欲しいと言いますし、母親も可哀想がるので、私は実家にいる時間は何度もおむつを変えますは、おむつ替えなどをするのは自分の子供の赤ちゃんの時以来でしたので、最初は身体の持ち上げ方もよく把握していませんでしたし、素早くしないとシーツやタオルを汚す事もあるので、スムーズに出来る様になるまではとても時間がかかりました。

生活リズムの違い

またリハビリ病院を退院してきた当初は父親の生活リズムが昼夜逆転してしまったので、暫くは私も泊りこんで母と一緒に介護をしていましたが、夜が深くなると父親が呼び鈴を押して、私や母を起すことが続いたので、私たちも夜はぐっすり眠れない事が続きました(現在もそういう日もあります)

脳疾患による情緒不安定

また脳の病気をしたので、泣くことが多くなり、1日に何度も感情的な涙を流したり、時に子供の様に泣いてしまうこともあるので、そんな姿を見ている事が私も母も本当に大変というか精神的に辛いと感じます。

意志の疎通が出来ないことも度々あったり、思う様に身体が動かないと、泣いてしまったり、怒ってしまったりもするので、その様な時の対応の仕方はどんな風にしたらよいのか?戸惑うこともあります。私の事は子供として把握しているのか?分からなくなる事もあるので、そんな時には精神的に辛く感じますし、この様な状態が続く事が可哀想だと感じます。

 

介護でできる工夫

自宅の1階に居住スペースを作る

介護のための工夫はまず、実家は二階がリビングや寝室と言った生活の主な生活スペースになっていましたが、一階の物置や客間を改装して、両親の生活スペースにする事から始めました。リハビリ病院に6ヶ月入院をしていたので、その間に準備を整えて、階段へ上らなくても生活ができるように全てを整えました。

母親と交代で介護をする

次に、介護生活が長くなると共倒れになると困るので、普段メインに介護をしている母親が疲れてきたと感じたら、私の自宅に泊らせて、私が完全に父親の介護をするなどの工夫をしています。父親は最初は母親がいないことの不満を感じていた様ですが、何度も説明して、父親の了承をきちんと取った上で私の自宅に暫く母を休ませる生活をしています。本人を納得させることが大切だと思いました。

他者と交わる努力をする

そして普段一緒に居る家族以外の人と接する事で、脳が活性化すると同じ病をされた家族に方かたら聞いたので、父の兄弟や親戚や仕事で関係があった人に見舞いに来てもらったり、車椅子での散歩のお付き合いをしてもらったりとしています。やはり普段接している私や母でない人が接すると、凄く脳が生き生きしているのを感じますし、本人も普段より話をしようとするので、自然とリハビリになっている様に感じています。

また家族以外の方が来てくれた日は食欲も増しますし、夜の寝つきも凄く良いようなので、生活にマンネリ化をしていると感じてきたら、なるべく人に遊びに来てもらう様にしています。

病気をオープンにすること

最初の頃は父親の病気を隠そう隠そうと母も私もしていましたが、病気をオープンにして、周りの方に助けてもらうようになってからは、リハビリが進んでいる様に感じているので、今後もそのスタイルをキープして行きたいと考えております。今後は病気を隠さずにやっていこうと思っています。

介護費用について

介護認定4だと月3万円

まず、介護認定が4なので、介護費用としては月に3万円以内で出来ています(今のところ)。

自宅のリフト接地工事で150万円

現在検討している事は、父親が長年生活をしてきた2階の生活スペースでまた生活をしたいと言う意志が強いので、階段にリフトをつけようかと考えています。私はリフトをつけることで、リハビリを頑張ってして、また二階へ上れるようになるんだと言う思いが薄れてしまう様な気がするので、反対をしていましたが、母親が年齢的な事を考えたり、父が稼いでお金でリフトの設置をするのだから、本人の意見を尊重させてあげたいと言うので、迷うところです。

迷う理由は、リフトは必ず誰かが付き添っていないと使う事は出来ませんし、実家の階段が急なので、結局のところ私が実家にいる時だけしか使えないと考えると、リフト費用(約150万円)は無駄になってしまうような気がしています。

介護費よりも医療費が高い現実

また現在は介護認定が高いので、持ち出しの負担は少なく介護日費よりも医療費の方が高い状態です。しかし今後の病状によっても色々な変化があると思います。今後は自宅でやれるところまではやりたいと母と相談をしています。

リハビリ病院では半年間、個室を利用をするしかない状態でしたので、部屋代だけえでも月に50数万円×6ヶ月の支払いをしていたので、想像以上の出費になりました。今後は出きるところまでは母と私たち夫婦と息子の手、そしてヘルパーさんたちの力をお借りして、やっていく予定です。

しかし、母も高齢になっているので、どこまで出きるのか分かりません。先には施設などの利用も検討していないわけではないので、その時は父親の手をつけてない退職金を使って、医療付きの施設に入れる事も考えながら、自宅介護の限界までやっていく予定でおります。

 早期に対策できたこと

早期の脳ドッグ

もっと早く対応しておけばと思う点は、脳ドックを父親には受けさせれば良かったという後悔だけがあります。急な病気と手術で急な介護生活が必要になりましたが、その他の点ではもっと早く対策をしておけば良かったという事はないと感じています。

また対策の面では、両親の車を買い替えたばかりでしたので、後から思えば、車の買い替え時期が遅かったら、車椅子対応の車を購入する事が出来たと言う事は思いました。

現在は月に1度の検診の時に介護タクシーを利用しておりますが、一回の往復利用で1万数千円なので、車を買い替える出費に比べたら、まだ安いと感じていますし、介護タクシーの方は力もありますし、安全に介護が必要な人の身体に触れる事に慣れているので、今後も近く出かける時は介護タクシーの利用をすると思うので、車椅子対応の車は必要ないかな?と揺れ動く気持ちが正直なところあります。

生活スペースを1階にすること

また早く対策をしておけばの点では、高齢者の生活スペースが二階だと不便なことも出てくるから、元気なうちに一階に変えた方が良いと指摘を受けていましたが、すんなり従わず、結果、父の入院中にバタバタになったので、人生の先輩や介護の経験者の話は聞くべきだったと感じました。

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