認知症や親の介護をする家族のリアルな現状まとめ

認知症の親を持つ介護や突然の脳梗塞によって要介護になった親の介護をする息子、娘、家族の現状をまとめました。悩み、家族ができる対策や今後の不安、認知症を防ぐためのアドバイスを知らせていきます。

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70代の母親を介護する娘。介護資格を取得して挑む日々を取材した

私が50歳、母親が78歳です。無職、夫の給料と母親の年金で暮らしています。夫、私、子供二人、母親の5人家族です。市営団地暮らしです。

 

親の介護で大変なことは?

大変なこと、それはやはり母親の体調管理です。熱を出すことが多く、病院で診てもらうと、膀胱炎になっているということが多いです。なので、なるべく水分を取ってもらう。そして尿をたくさん出せる状態にするということを大事にしています。

母は膝が悪く、オムツをしているということもあり、バイキンが入りやすいということなのでオムツもなるべく清潔に保ちたいのですが、やっぱりオシッコもウンコも出ていないのに新しいものに替えるというのは、もったいない感じがしてしまいます。

なので、なるべく水分を取ってもらうために、ジュースやスポーツ飲料をたくさん冷蔵庫に入れています。やはりお茶よりもジュースの方が味が好きなようなので、好きなジュースをたくさん飲めるようにと用意しています。

介護者が男性だと母親が羞恥心を感じる

そしてほかに大変なこととしては、うちの家族がみんな男性であるということです。母親も女性ですから、子や孫とは言え、羞恥心を感じるであろう下の世話はあまり頼むことが出来ません。

私が介護される側になったと考えても、男の子たちに介護されるよりは、娘がいたら娘に介護をしてもらいたいと思うと思います。なのでなるべく母親には私がついていてあげられるよう努力をしています。

食事は噛みやすい介護食

毎日食べれていたものが、だんだんと食べられなくなった母に私が作ってあげられるものでは栄養も偏り、噛むのも一苦労ということで、薬局に売っている介護食を食べてもらっています。

一度宅配のご飯を頼んだこともあるのですが、毎日待っていなくてはならなかったり、味が母好みではなかったりして、薬局の介護食を食べてもらうようにしました。もっといろんなものを食べさせてあげたいですが、なかなか難しいです。

介護で工夫していることは?

資格取得

介護のために、私は資格を取りました。介護職員初任者研修です。三幸福祉カレッジという学校に通って資格を取り、介護の勉強をしました。その結果、私のやっている介護というものはちょっと出来ていないというか、間違った我流の介護が多かったという感想を持ちました。

私が孤立していたということもあり、もっと介護施設の助けを借りるべきだと感じました。家族にももっと頼るべきだったし、医療機関や、いろんなサポートをしてくれる人達の手を借りるということも悪いことではないということを学べました。

介護者のストレス発散もする

私は、私の親なのだから、私が見てあげなければいけない、私の責任なのだということを意識し過ぎていたように感じます。その結果、下の世話以外は、家族にも手伝ってもらうということをしてもらうようにしました。

工夫や努力と言えるのかはわかりませんが、私がため込んでいたストレスをなるべく発散しようと思うようになりました。手をあげてしまったことがあるのです、母に。それを凄く気にしていた私だったのですが、介護の勉強をした時に、介護者が介護に耐えられる時間というものを教えてもらい、家族が介護者の場合介護に耐えられる時間というものがかなり少ない。

それを越えると精神的に耐えられなくなってしまう時間が一日6時間と教えられました。もちろん個人差や、仕事でやっている場合、家族の場合、サポート体制が整っているかや、家族との関係性にもよりますが、私の手をあげてしまったという後悔について家族にも助けてもらわなかったからだ。

サポート体制を作ってもらう努力をしなかったからだと。と違う後悔をし始めました。なので、自分のストレスも発散する。それを心にとめています。

介護費用はどれくらい

1ヵ月7万円

レンタルベッドやオムツ、ショートステイでの入浴をしてもらって、一か月7万円ほどかかっていると思います。幸いなことに母親には年金があり、そこそこの収入があります。

なので、特別養護老人ホームへの入所を予約しています。母親を老人ホームに入れる。そこに凄く葛藤はありましたが、今予約しておかなければどんどん状態が悪くなったうえでの母親の面倒というものは私には耐えられないと思いました。

年金で老人ホーム費用は賄える

母親の年金で、老人ホームの料金も全額払えそうですし、仕方がないという感覚です。母親は少し認知症も入ってきており、その中での新しい環境というのはとても大変なのかもしれませんが、私と家族と暮らせるという利点があるとしても、私達が嫌いになってしまったり、ストレスになってしまい、負担だと感じてしまったら、この家が楽しい場所ではなくなってしまいます。

なので、なるべく面会に行く。そのことは家族でも話し合って毎週通える距離にある老人ホームに入れていただけるように手配をしました。

体調を崩してしまうということが一番気にかかるので、私だけでなく専門家の方に頼る決断をしました。体調が悪くなる、身体を壊す、とにかくそれが一番の恐怖なので、病院とも連携の取れている施設で診てもらいます。

母親が体調を崩したときに、命が途切れてしまうということを考える機会が何度かあったので、母には生きて欲しい。その思いでいっぱいです。毎日会えなくなるけれど、一生会えなくなるよりはずっといい。そう思っています。

そんな思いを叶えてくれるのが、老人ホームだと思っているので、母親を大事にするからこそ、老人ホームのお世話になる。高級な老人ホームではないけれど、母をお願いしますという気持ちです。

早期に対策しておけばよかったと思うこと

介護の勉強をしておくこと

とにかく勉強をもっと早くすればよかった、いろんな知識を持っておけばよかったという感覚です。介護職員初任者研修。その資格の勉強が私の気持ちをどんどん変えてくれたので、私は知識のない中での介護というものに後悔をしています。

もっともっとうまく出来たような気がします。老人ホームへの入所も予約待ちが200人ほどいるとのことなので、その面でももっと早くSOSを自分から発するべきだったこともありますし、もっと我慢できたこともあると思います。

家族に頼らなかったのも、なんだか家族を信用していなかったような気がして、いろんな感情が芽生えています。私だけで出来ると思っていたこと、私だけで出来ないと知ったこと、いろんな経験を母親はさせてくれました。

毎日が勉強の日々です。母親は人生の終末期に入ってまで私を育ててくれているという感覚があります。そこでの失敗、後悔、反省は自分のこれからの課題として考えていこうと思います。

とにかく、孤立しないこと、周りの助けをかりること。そして毎日を辛いものとしないこと。母親は認知症になってまで教えてくれます。なので、なるべく生きていられるように、助けを求めることそれをどんどんしておけばよかったなと思います。

 

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脳梗塞、痴呆の60代父親と2世帯同居する娘の介護現状を取材

父親は68歳。59歳の時に発症した脳梗塞により要介護。娘は主婦をしながら一戸建て2世帯同居で介護に励む。

 

親の介護で大変なことは

脳梗塞の後遺症で意思疎通が難しいこと

今のところ我が家で一番大変なことは、トイレの問題です。父は59歳で脳梗塞を発症して、右麻痺が残り、高次機能障害と判断されました。介護は9年目になりますが、現在は要介護2で自宅介護です。母も健在なのですが大腸がんを発症して、現在は自宅療養中です。

父の一日はまず朝起きることですが、午前中に運動療法士さんが来る日以外は、起きるのが嫌なようで、起こすことが大変なのです。声掛けから実際に起きるまで1時間くらいかかることもあります。

ご飯を食べて、テレビを見ての繰り返しで、脳が疲れてしまうので、すぐに寝てしまいます。もともと口数が少ないので、会話もあまりないのです。会話もなく、動くことも少なくなっているので、筋力も低下しており、つばを垂れ流し状態。

そして、高次機能障害と並行して、痴呆もすすんでおり、薬を飲むことも、トイレに行くことも、声掛けしないとほぼ無理な状態です。こちらも参ってしまうので、週一日のデイケアやショートステイのサービスも使っています。

特にショートステイのサービスは、常に気を付けてみていなければならない緊張状態を解いてくれるため、とてもありがたいのですが、ショートステイでは本人希望が尊重されるため、ごはんを食べる以外は、すぐに寝てしまう生活になり、3日いるだけでも、自宅に帰ってくるとさらに何もしない人になってしまい、要介護3の様なレベルに低下してしまいます。

父は全身の筋肉も低下してしまっているので、ここ二年ほど腸もあまり調子がよくなく、便秘と下痢を交互に繰り返してしまい、下痢の際にはトイレもお風呂場も汚れてしまいます。介護用パンツやシートもあててはいるのですが、交換の際に垂れ流しになってしまうようで、本人も自覚ないまま、汚してしまうようです。本人のプライドも傷ついてしまうし、こちらも後始末がとても大変です。

介護で工夫していること

介護者自身も健康に気を使うこと

9年も自宅介護をしているので、今の家族の願いは余生を穏やかに過ごせていればと思っています。そのためには、まず父以外の家族が元気でいることが大事だと、家族の中でも話していて、ジムに行ったり、ランニングをしたり、母は散歩やバスを利用せず駅まで歩くなど、健康に気を使っています。

ショートステイにも行く

ショートステイの施設やデイケア施設も67歳の父にしてみれば、まだまだ若手で、周りは80代や90代の方ばかりだそうで行きたがりませんが、24時間、365日介護してしまうと、こちらも無理がくるので、半年くらいに一度はショートステイにと父に理解してもらって行ってもらうようにしています。

今後は時間の問題だと思われるので、施設への入居条件が要介護3で、現在は要介護2なので、ショートステイをしてもらって、少しづつ慣れてもらうことにしています。一代で家を建てた父が家に居たいという気持ちは痛感していますが、家族が倒れてしまってはそれこそ家が持たないことだと認識もしています。

介護に疲れた母は、メニエール病や大腸がんにもなりました。私も代われる時にはかわっていますが、介護というのは、心のやり場、ストレスの持って行き方には皆さんが苦労していらっしゃるのではと思います。

女友達と花を観にいったり買い物に行ったりしていますが、自宅で父が待っているかと思うと、早々と帰ってきてしまいますしね。心が落ち着かないのだといいます。ケアマネージャーさんや、通ってくれる看護師さんと仲良くして、専門家からのアドバイスは心していただくようにしています。

また、相談できる人が複数いることはいいので、私も病院の先生などに具体的にメモをして相談するようにしています。

介護費用についてどうしているか?

貯金を切り崩している

現在は要介護2で、高次機能障害の障がい者なので、最初は市役所に聞きに行って、できることをしていました。今のケアマネージャーさんとももう長いお付き合いになってきたので、わかってくださっているとおもっています。

毎月のケアの仕方をカレンダーで確認し、動いてもらっています。なるべく保障の範囲内でできるようてもらっています。でも生活費や家のメンテナンスなどにもお金がかかりますので、実際は夫婦で年金ももらっていますが、貯金をくずしながらの生活です。

父は退職する前に脳梗塞になったので、退職金はもらえていないのです。それが本当に痛いです。今後も生活を切り詰めていって、今後また脳梗塞が再発した時の入院費用や母のこれからの病気治療に費用がかかってくるとおもいます。

貯金内でこれからの生活ができればよいのですが、子どもや孫もいろいろかかるので、あてにはできないしで、細々と暮らしていければよいかなと両親は思っているようです。娯楽といえば、テレビくらいだと思います。

人生100年時代とテレビなどで言っていますよね。健康で貯金があればよいのでしょうが、そうなる方も少ないと思います。日本はこの先本当にどうなっていくのか、心配です。

また、要介護3から施設に入れると聞いていますが、ショートステイでも予約がいっぱいでキャンセル待ちという現実なので、施設に入るにも何人かまっていることと思います。

待機児童も問題になっていますが、ケアセンターが少なく、働く人も少ないので、今住んでいる市でも間に合うのかどうか。ただ、この先、引っ越すとなると新しい人や場所に合わせていくのも大変だろうし、本当にどうなっていくのか、とても不安ですよね。

もっと早く対策をしておけばよかったこと

脳梗塞について勉強しておけばよかった

父が倒れたのは9年前に会社ででした。脳梗塞だったのですが、運ばれた病院の先生が救急になれておらず、その頃は新薬として血栓を溶かす薬を使うか使わないかは家族の判断といわれました。

その先生の説明では、副作用があるということで、使わない方がいいのではないかといわれて諦めました。今はその薬が当たり前のように使われています。そのころの時代背景もあるだろうし、先生を責める気にはなりませんが、家族の誰かひとりでも脳梗塞について知識があり、その血栓の薬を使うことを了承していれば、こんなにも後遺症に悩まず、元気になっていたのではないかと想像すると、言葉がないです。

高次機能障害から痴呆症になっても判断がつかないといわれています。現在でも薬を飲み忘れてしまったり、トイレに行くこともわすれてしまったり。どちらかわからないそうです。

体力の低下、筋力の低下、意識の低下、病気と老い。家族も父も、見ているともっとできるのではないか?と思うこともありますが、これが現実で、日々を過ごしていくだけで、精一杯なのかなとも思います。

毎日を穏やかに過ごしていければよいのか。悔いを残さないようにしたいものです。なので、家族が元気で過ごしていくことが今できることかなとおもっています。

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80代の認知症になった母親を介護する息子の葛藤を取材した

私47歳、男性。母、81歳です。事務職をしています。持ち家で、4人暮らしです。

 

認知症と受け入れるのが大変だった

母が認知症になり、一番きつかったことは「母が認知症になった」と受け入れることです。自分を育ててくれた母が、「認知症になった」「母の人格が変わってしまうかもしれない」ということは、到底受け入れられるものではありませんでした。

しばらくの間は、母の体の状態は安定していましたが、月日の流れとともに少しずつ、自分のことを自分でできなくなりました。母が少しずつ、介護が必要な状態になり、認知症の人の世話をすることは大変であると実感できるようになりました。

何よりも、介護に対しての抵抗がとても大変でした。食事の世話は、とにかく食べさせることができればいいと思い、何とか頑張れました。しかし、排せつの世話については、私自身も母をトイレに連れていくことに大きな抵抗を感じました。

しかし、放っておくわけにはいきませんから、何とか連れて行きました。体の状態が悪くなるにつれて、介護する時間や頻度も増えていきました。何よりも大変になったのは、排せつの介助とお風呂の介助です。

排泄の介助では、おむつがウンチまみれになった時、何をどのようにすればよいかがわからなくなりました。何よりも、排泄物の特有のにおいで気持ちが折れそうになりました。

入浴の介助にしても、母はまったく言うことを聞きませんでした。とにかく、嫌がろうと喚こうと無理やり力ずくで体を洗うだけでした。一番最悪だと感じたことは、お風呂場でウンチをされた時です。さすがに、私の我慢も限界近くになり殺意を持ちました。

何とかギリギリのところで、妻と娘がサポートしてくれていたこともあり、殺意を行動に移すことはありませんでした。この時、家族介護者が殺人事件を起こす気持ちがわかったように思います。とにかくすべてが大変なんです。

介護で工夫したこと

デイサービスで介護方法を学んだ

介護をするようになった当初は、力ずくで母の気持ちなどは構わずに無理やり介護をしていました。しかし、母が週に2回、デイサービスに通うようになりデイサービスの職員さんから、「力ずくではなく、しっかりコミュニケーションをとり、お母さんの顔をよく見てみてください。」という言葉をかけられたことと、デイサービス主催の家族介護教室などに通うようになり、効果的な介護方法について学ぶことができるようになりました。

特に、家族介護教室で寝返りや手引き歩行、立ち上がらせる介助などの移動の介助について、自分の体を傷めない介護方法についてたくさん学ぶことができました。介護のことを学ぶことで、力ずくでなくても、自分の体と母の体をうまく使うことで、自分の腰を痛めることなくできる介助方法について学ぶことができました。

地元の地域支援センターにも足を運ぶ

さらに、母が使う杖や家の中で使う、福祉用具などについても職員さんや地元の地域包括支援センターに相談に行った際に、たくさんの種類や使い方などについて教えていただくことができました。また、職員さんに家での介護についてアドバイスをいただくようにしました。職員さんは介護に関するプロフェッショナルと考えて、とにかくいろいろなことを教えていただきました。

この他にも、市立図書館で介護に関する本を読んだり、DVDを見たり、地元の介護教室にも通いました。そして、母の介護だけでなく自分の将来のためにも、介護の資格を取ろうと考えて資格スクールに通うようになりました。

これから経験を通して、私自身の気持ちの中も少しずつ明るくなることができたと感じています。「介護=暗い」という私の価値観は、母の介護を通して大きく変わることができたと思います。

介護費用はいくら?

1ヵ月に約6万円

毎月、介護の費用として、介護サービスの利用料で2~3万円、おむつ代で、1万円くらい、資格スクールの費用、母の衣類や下着代などで2万円くらいがかかっていると思います。合計でおよそ、6万くらいの費用は掛かっていると思います。

今後の見通しは老人保健施設に入所予定も先はわからない

しかし、この他にも食費などの経費も掛かっているので、結構な費用が掛かっていることになると思います。さて、今後の生活の見通しですが、現在のところ、地元の特別養護老人ホームに入所申し込みをしています。その他に、認知症のグループホームと介護老人保健施設にも入所申し込みをしています。

地元の有料老人ホームにも、入所申し込みをしましたが、母が認知症があることや、母が自分のことを自分でうまくできないことなどから、入所の申し込みはやんわりと断られてしまいました。

この他に、隣町の介護老人保健施設にも入所申し込みをしていますが、この施設も約3か月ほどで一度、家に帰ってくるとのことです。母が地元の特別養護老人ホームに入所してくれるととても助かりますが、現状ではすぐに入所できるような状況ではないようです。

また、地元の介護老人保健施設にも入所の申し込みをしたのですが、こちらは約3か月ほどで、一度、家に帰ってくるとのことでしたから、私自身の気持ちとしては「地元の特別養護老人ホームに入所出来たら最高にうれしい!」と強く願っています。

現状では、将来の生活ばかりではなく、明日の生活についても全く見通しが立たない状態であると言えると思います。我が家はいつ家族全員が倒れてもおかしくないくらいの過酷な状況に立たされていることは間違いないと思います。

母のこれから先の生活の方向性が定まらない限りは、今後の生活の見通しなど立てることはできないと思います。

今思えば早くに対策できたこと

医療ソーシャルワーカーに相談

今考えると、母の体の調子が悪くなり始めたときに、母の入院先の病院の医療ソーシャルワーカーの人に、介護のことについてたくさん聞いておけばよかったと考えてしまいます。

特に、介護保険制度やその他の福祉制度、サービスについては素人ではわからないことがたくさんありますから、自分から積極的にこれらの制度やサービスについても調べておけばよかったと後悔しています。

また、介護の方法についてもデイサービスの職員さんに教えていただくまでは知らないことばかりでした。介護をするときのコミュニケーションなんて、ただ話して言うことを聞かせればよいと考えていましたから、私自身が無知であるために母や妻や娘にも大変な苦労をさせてしまったのではないかと反省しています。

住宅改修を先に考えておく

また、家の中も母や介護をする私たち自身が使いやすいように、住宅改修などについても考えておくべきであったと感じます。デイサービスの職員さんに教えていただくまでは、住宅改修などについては考えることもありませんでした。私の家の中は、古い家なので段差があったりと介護をするには少し大変な環境であると思います。普段から、介護ということについてもっと深く考えるべきであったと思います。

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姑が旦那の両親(70代)を介護する現状を聞いてきた

旦那の両親を介護する35歳主婦の姑さん、5人暮らしの中での介護の現状。旦那の両親であることの難しさや介護を通じて夫婦で協力することの大切さを知った。

親の介護で大変なことは?

これは、私の旦那側の両親の話です。私の旦那は、長男で、下に妹がいるのですが、住んでいるところが遠いので介護に参加することはできません。旦那も多忙なため、基本的に介護を手伝ってもらうことは難しい状況です。

旦那の両親には近くの高齢者向けの住宅に引っ越してきてもらい私が通う形で介護をしています。特に、旦那の父が足腰が弱く、ほとんど部屋から出られない状況です。旦那の母は足腰はまだ大丈夫で、身の回りのことが出来ますが、車の運転などが出来ず重いものも持てないので私が買い物や、身の回りの必要なことをする型でお手伝いしています。

精神的に疲れる

介護で一番大変なことは、やはり精神的なものです。最初の方は、旦那の両親も、嫁の私に気を使って悪いわねなどと言ってくれていましたが、やはり月日が経つと当たり前のようになってしまい少しずつわがままになってしまいます。

買い物も少しでも違うものを買ってくると文句を言うようになったり、してもらうことが当たり前になるので、行くのが憂鬱です。だけど、私が行かなければ、食べるものもないので、いやだけど、通わなければいけません。

週に何度かヘルパーさんに来てもらい、旦那の父をお風呂に入れてもらったり、手遊びなど交流をしたりして一日中いない日は、私も休ませてもらいます。だけど、実際は旦那の母になんやかんや呼ばれてお話に付き合ったり、用事を頼まれたりして結局休まないことがほとんどです。結局休むことはないです。
そのためたまには、だれか家族にでも手伝ってもらって精神的な負担をなんとか解消してもらいたい、少し休みを欲しいと思っていつも介護に励んでいます。

介護のための工夫

ヘルパーに手伝ってもらう

介護を一人でやるのは大変なので、ヘルパーさんに来てもらっています。旦那の父は、一人で排泄はできるのですが、お風呂などは一人で入ることが出来なくなってしまったからです。

プロの方にしっかり見てもらうことができるので、安心してお願いできるのでかなり助かっています。旦那の母も、多分寂しさから私を呼びつけてしまうと思うので、高齢者施設の集まりになるべく参加させてお友達を作るように進めています。

定期的に人と話してリフレッシュ

最初は嫌々参加していましたが、やはり話し相手がいると、かなり気持ちが和らぐのか、楽しそうに毎日を過ごしています。そして、私自身も気分転換のために外で少しだけお茶をしたり、友達と話をしたりしてストレスをなるべく溜めないようにしています。そうすることで、またフレッシュな気持ちで介護に挑むことが出来るからです。

基本的に私が介護することがほとんどなのですが、休みの日は旦那さんにも参加してもらうことにしています。やはり旦那の親なので、きちんと責任感を持ってもらいたいことと、介護することがいかにしんどいことなのか体験することで実感してもらいたいからです。

そのおかげか旦那さんから感謝の言葉をいただけたり、介護が手伝えない分、家の中の家事を積極的に手伝ってくれる面も見えて来たのでとても効果があったのではないかと思います。

また、介護をする上で物につまづいたりする危険を解消するのと、掃除をしやすくして家事の時間を短縮するために旦那の親の家はかなりの断捨離をしました。
必要あれば、買い換えるからと言って、使っていないものは捨ててスッキリさせました。すると、その状態がとても心地よかったのか今では自分たちで断捨離してくれます。

介護費用はどうしている?

介護の費用は、ヘルパーさんの料金と、旦那の親が入っているマンションの家賃や光熱費などが主にかかります。マンションの家賃も、年齢を重ねるにつれて安くなる?というシステムで、あまり高額ではないので、かなり助かります。

だけど、部屋自体はそこまで広くはないのが少し不満だそうです。そこは、近くの病院が経営している高齢者向けのマンションなので、もし体の調子が悪くなったり、病気にでもなればその病院に入院することができます。

そこのマンションは病気をしてしまうと入らなくなってしまうので、基本的に健康な人が入る施設になっています。また、治療することが出来ない場合などは、ホスピスなども併設されているので、最終的にはそこに入ってもらうつもりです。

介護費用は年金で賄っている

なるべく介護施設には入らず、直接病院に入ってもらって最後を迎えることになると思います。今の介護費用は、旦那の両親の年金から全部出しています。
二人とも長年商売をして共働きだったおかげで年金が十分生活できるほどいただけているのでかなり助かっています。そのため、介護資金としてこちらからお金を出したことはないので本当に助かっています。

また、これからも私は旦那の親とはなるべく同居という形を取らずに今まで通り私が通っていくスタイルを取っていこうと思います。やはり他人なのでいっしょに暮らすのは難しいです。

介護をしていく上で嫌な面もチラチラと見えて来てしまうので、いっしょに暮らしてしまうともっと見えてしまい険悪な関係になることだけは避けたいと思うからです。
旦那さんも納得してくれているし、旦那の両親もその方がいいと言ってくれているので、しばらくはこのスタイルでやっていこうと思っています。

 

早期に対策しておいたほうが良いことは?

旦那と介護についての話をしておく

やはり、旦那さんの介護への意識だと思います。仕事があるから協力しなくていいというスタンスで進めて来てしまったのです。最初の方は、足腰も弱って来ていないし、近くのスーパーまでは歩いていけるので私の負担もそこまでなかったので、私一人でやっていけると思ってしまったのです。

そのため、休みの日でも旦那さんと一緒に行かず、一人で行くことがほとんどだったので、その状態に慣れさせてしまったのが問題だったなと思います。そのあと、体の調子が悪くなったりして、私の負担がどんどん増えていき、私の気持ちもストレスがたまってしまいかなりきつくなってしまいました。

そんな時に旦那さんに休みの日に介護を手伝ってと言ってもしぶしぶいったり、疲れているから無理だと断られてしまうこともありました。こんな状態にしてしまい積極的に手伝わない状態にしてしまったのは私の責任でもあるなと思いました。

だけど、意識を変えさせるために無理やりでもつれていき、今の現状を目の当たりにさせてきちんと見てもらうことで、意識が少しずつ変わってくれたのです。そのおかげで、私もとても、気持ち的に助かりました。やはり介護は二人で協力することが大切です。

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パーキンソン病の80代の親を介護する家族の現状を聞いてみた

パーキンソン病の87歳の親と介護退職した息子。

親の介護で大変なこと

今後の精神的不安

私の親は、若干の痴呆を伴うパーキンソン病です。病状としては、少しずつ筋肉(体)の硬直が進み、最終的には自分で体を動かすことができなくなります。発症当時は、まだ歩くことができましたが、徐々にそれもできなくなりました。

よって身の回りのことをすべてこちらで行う必要があります。相手は病人なので、待った無しです。とにかく、こちらの時間では動けないことが、一番のストレスでした。一日中寝たきりなので、昼夜の逆転もよくあることで、夜中だろうがかまわず呼ばれます。よって、まとまった睡眠を取ることができず、ほぼ仮眠の状態となります。

そして翌日、そのままの状態での仕事。集中力にも欠けてしまいます。自分も親もイライラがつのります。どちらも自分の思うように動けない辛さを抱えて、実の親子であるがゆえに、時に感情も激しくぶつかり合います。

少し時間が経って冷静になるとあんなに言わなくてもよかったのに…との思いに立ち返るのですが、また言い合いになると、ついついカッとしてしまい、このことの繰り返しと鳴ります。
もちろん家族で面倒は看ていますが、どうしても実のこどもである私に辛くあたります。そして、この状態がいつまで続くのか、という漠然とした不安にも苛まれ、自分でもこれは鬱なのかもしれないと感じてしまうことも。

それと同時に自分を育ててくれた親であるからこそ、こんな状態でもできるだけ長く暮らして欲しいという思いもあり、この複雑な心境は自分でもどうしようもなく、精神的に追い込まれて行きます。

結論として、寝られなくて体がつらいなどの身体的な大変さもありますが一番大変なのは、親との直接的なやり取りによるストレスと、この先の見通しに対する精神的苦痛であると感じています。

 

介護での工夫

介護退職とバリアフリー

親の介護は待ったなしのでまず会社勤めをやめて介護に充てる時間を増やしました。自営業とすることで、通勤などの時間がなくなり、終日親のそばにいてあげられるようになりました。家の中はバリアフリーにして、車いすでの移動を楽にし、呼び出しベルもつけてあります。

家族の中での役割分担も明確にして、食事の世話や身の回りのことなど、潤滑に回るようにスケジューリングしています。もちろんそれだけでは不足なので、介護士さんに依頼することも多く、自分・家内・介護士さんのトライアングルでなんとか乗り越えています。

夜も親の寝室で寝ていますがこれも交代制とし、負担が大きくならないようにしています。もちろん1人では対処できない事態が起こった場合はこの限りではありません。パーキンソン病は治る病気ではなく、投薬により病状の進行を少しでも緩めるしか手がありません。

薬の管理

現在薬の種類も多く飲む頻度も高いため、薬の管理はとても重要です。4種を1日5回、それぞれ飲む種類が異なるため、管理も複雑で大変です。よって間違いが起きないよう、1ヶ月分の薬を病院からもらって来た際、飲む時間毎に薬を仕分けしています。

この作業にかかる時間はおおよそ90分程度。しかしこれによって日々の薬の管理が楽になり、飲み忘れなどの防止に役立つことを考えると、どうしても必要な作業時間だと感じます。

病人の気分転換も大切です。1日中寝たきりで自分の体が思うように動かないと、どうしても気分も落ち込みます。それがストレスとなり、自分たちにも当たり散らすようになるため、発散が必要です。2日に1回は外に連れ出し、近辺を車いすで散歩するようにしています。

あとは、お互いの感情がぶつからないように、がまんすべきことはがまんする。これが大事だと感じています。

介護の費用はいくら?

デイサービスと介護士費用で月に14万円

現状は、老人健康保険施設でのデイサービス、および介護士さんに依頼しての自宅介護がメインです。この費用がおよそ1ヶ月で14万円ほど。通院は1ヶ月に1度のペースですが、後期高齢者制度により支払いは発生しておりません。

バリアフリー工事に80万円

自宅介護を行うにあたってのリフォームも行っています。段差をなくすバリアフリー工事。車いすでの移動がスムースにできるような床の張り替え。部屋の壁での手すりの取り付けなどなど。この工事費用がおよそ80万。

車いす購入に3万円

日常での移動ように車いすの購入。およそ3万円。
その他はリースでまかなっています。具体的には介護用ベッドとベッド脇に置く簡易トイレ。リース料金は1ヶ月約4000円ほどです。

現在はこの状況でなんとか生活を送ることができていますが、今後さらに親の体が動かなくなると、施設もしくは病院への入院を考えています。病状の進行も鑑み、できるだけ早い時期での移動を望んでいますが、なかなか空いている施設も見つからず、空きを待っている状態です。

いくつかの施設をあたっていますが、費用的には現状との差異はあまりなく15万円程度でおさまる模様ですので、金銭的には大きな不安要素は感じていません。
施設に入所した場合は、身の回りの世話はすべてやっていただけるので、こちらで行うことはほとんどなくなります。

よって今よりも時間的にも精神的にも楽になることは確かだと思います。先述の通り、金銭面でも問題はないものだと思われます。ただ、自分が行うべき介護を放棄してしまうような気がして、罪の意識というか何と云うか…。

これも時代の流れと考え、あまり深く思わず自分を責めず、この先に残された親との時間を大切に過ごして行きたいと考えております。

早期に対策しておくこと

住宅環境整備と早期に施設を探しておくこと

自宅での介護を行う場合は、重病度が増す前に、住宅環境をしっかりと整えておくことが大切だと感じています。自分の場合、切羽詰まってからの工事だったため、施工業者を比較検討する時間もあまりなく、コスト面でどのくらい差が出たのかを知る機会もありませんでした。

工事自体は問題なく仕上がりにも満足していますが、もっとじっくりと見積りを検討する猶予が欲しかったです。そしてその後のことまで考えておく必要がありました。病状が進み、自宅では介護しきれない時がやってきます。

そうなってから老人施設や病院を探しても即入所というのはほぼ無理です。自分の場合5ヶ所くらいを回って話を聞いて来ましたが、100人待ちという施設もあり、これではいつまでたっても自分の番は回って来ないということを知らされました。

自分の親ですし、あまり先回りして将来のことを考えたくはありませんが、そこは気持ちを入れ替えて早めに施設を見学したり話を聞いたりして、入所希望の登録をしておけばよかったと思っています。

いずれにしても、通常の食事もできなくなり身の回りの世話も素人ではできなくなります。最終的には専門の施設にお願いするしかありません。悲しいことですが、それが現状です。少しでも親が快適に暮らせるよう、その居場所探しを早くしてあげられればと思いました。

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70代の父親がリハビリ入院する介護の現状を聞いてみた

介護が必要な73歳の父はリハビリのため入院、69歳の母は一人暮らし。52歳の娘は元看護師も更年期障害にて失業中。

 

親の介護で大変なことは?

母は最近、耳も遠くなり、同じことを何度も言います。物忘れもひどく新しい事への興味はありますが、覚えるのはなかなかで何度も説明がいります。車で20分くらい離れたところで生活していますが、姉が近くで働いているので安心です。

父は去年視床出血で現在病院にてリハビリ入院中です。もともと小脳出血もあり、日常生活は大きな問題はなかったのですが、失禁をよくしていました。高次脳機能障害もあり、一件普通に会話できても、よく食べた事やお薬を飲んだことを忘れていました。

現在父は、寝たきりで、左片麻痺で失語症もありますが、簡単な受け答えは出来ます。話すことが大好きな父でしたが、今は長文は話せません。文字は自分の名前や簡単な単語は書けますが、長文は無理です。

文字盤も用意してくれていますが、指示した文字を指すのに時間がかかるし、なかなかさせないといった状況です。母は車の運転をして父の病院へ行きますが、もう79歳、事故をしないか心配です。母は動かないと落ち着かない性格で、無理をしてでも父のところには毎日行きます。

最近はよく、疲れて眠いと言っていますので、私も毎日父のところに行くようにはしています。でも、私も更年期障害でもう仕事をしなくて5年目に入りました。最近はランサーズで小銭を稼いでいます。いずれ本職にしようと思っています。

最初は傷病手当、今は失業手当で生活していますが、大学院に通う息子の経済を考えると、将来正直不安です。父の介護も毎日行くにも自分の体力の戦いになります。母の今後の健康を考えると、責任が私にかかってくると思うと、母には元気でいてほしいのが正直な気持ちです。

すると私も自然と無理をしてしまいます。母にも無理をしないように言っても、昭和初期生まれは頑固で困ります。

介護のための工夫

看護師を長年していたので、両親と時間を共有することはあまりありませんでした。2年ほど前に母が転倒し手首の骨折をした時は、私が家にいてるので病院への送り迎えをしていました。

私も、休職して2年間くらい、買い物くらいしか外出していませんでしたが、母の骨折頃から仕方なく外出できるようになりました。母は自営のラーメン屋を私の姉と二人で経営しています。主に姉が店を切り盛りしていますが、母も裏方で手伝っています。

現在は老後の楽しみに母にパチンコを教えているのですが、母の仕事の休みの度に一緒に行こうと毎週誘ってきます。今までできなかった親孝行という気持ちもあり、母と毎週お出かけしていますが翌日は私が一日ダウンしています。

そろそろ私も失業保険がおわるので、仕事の事を真剣に考えないといけません。父は入院しているので、ほとんど病院のスタッフさんが観てくれています。現在はリハビリもしてくれていますが、休日は、髭剃りが出来ていなかったり、口腔内のケアが出来ていないことが多いです。

私も看護師、出来ない気持ちもよく理解できます。私が現役の時に、患者様にケアをしたいけどなかなかできなかったことを中心に父のケアをしています。髭剃りは電気髭剃り機を使っています。口腔ケアは、スポンジブラシや舌ブラシで口腔内の痰を取り除き、リフレケア(口腔内の保湿剤)を塗布しています。

父は痰を上手に出すことが出来ず、常に咽頭ごろ音があります。病院の了解を得て、吸引もさせていただいています。後は、朝顔を拭いていても、吸引時の涙などにより、目やにが付いていたりするので、顔を拭いたり、胸や手足を拭いています。肩がこるのでマッサージをしたり、水虫の軟膏を塗ったりしています。

介護費用は?

入院費は年金でまかなえるがその他の処置に数万円

経済的には主に母が管理しています。私は父の洗濯物をあれば持って帰っています。スポンジブラシやリフレケアは、私の担当に自然になっていますが、母が購入に気が付いたら支払いをしてくれます。

通うにもガソリン代はいりますが、今のところ大きなお金はいりません。母がすべて管理してくれているので、母が倒れるとなんにもわからないのが現実です。母にかかる費用はありませんが、先の事を考えると不安です。

私自身は母子家庭で、私が後をとる形になるので責任もかかってきますが、人生なるようになるかなと不安な割にのんびりしたところもあります。父の費用は経管栄養と吸引と、排泄管理と吸入で、毎月数万円はかかっているようです。入院費は年金でまかなえている状態です。

父は、自宅への退院は難しい状態です。入院が長引けばいずれ私が管理することになりますが、何とかなるだろうと細かな心配は今はしていません。問題があれば、その都度解決していくだけです。

両親の介護にかかる費用よりも、今は自分の今後の生活の自立が心配です。来年3月に息子が卒業したらいくらか入ってくるとは思われますが、生活のめどが立つまでは、ぼろぼろの車に乗りながら頑張っています。

今後は姉妹の仲を取り持つ大変さがある

一つ心配なのは、私は3人姉妹で末っ子です。一人は県外にでています。私がお金を管理するようになった時、姉妹にどこまで請求してよいのか、請求しないほうが良いのかを考えます。

これまた困った事に姉二人は仲が悪くて困ります。県外の姉は実際親を観てないのだから、大人しくしとけばいいと思うのですが、よくもめています。二人の争いのとばっちりが私にきたりして本当に迷惑です。

1番上の姉は前回の父の入院の時に本当に良くしてくれて、私も助かりました。
二人の仲をどう取り持つのかが、わたしの今の悩みです。

もっと早く対策しておけばよかったことは?

新しい情報を取り入れ、事前に相談しておくこと

人生も100年生きる時代と言われています。病気になるのは当たり前であることを、それぞれ受け入れなくてはなりません。医療現場はどんどん進化していき、新しい治療法が発見されています。

現在研究中のものも沢山あります。昔は卵は1日1個までと言われていたのに、現在は2~3個は大丈夫な時代に入りました。情報は錯綜するし、不確かな情報も沢山ありますが、医療の記事や、介護の新しい記事に目を通し、日々の変化を勉強していくことが大切だと思います。

タミフルのせいで自殺するような情報が出回りましたが、高熱のせいで不穏な行動をおこすこともわかってきています。情報は常に変化し、報道される情報のすべてが絶対的とはいえません。

私たちは新しい情報も仕入れながら、周りのスタッフとよく相談して、本人にとって一番よいケアをしていくことだと思います。これから親の介護を迎える人は、ある程度医療に興味を持っていただいて、介護を終えた人や、介護に悩む人のお話だけでも聞いてあげてください。
介護は突然やってきますが、必ず前触れのようなものもあります。サインを見つけたら、早めに受診して、重症にならないように、普段から、親の健康管理をしとけばよかったです。

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突然の脳梗塞で要介護になった70代の父親を介護する現状を聞いてみた

親70歳、私は40歳で夫と子供二人の1戸建ての4人暮らし。

 

親の介護で一番大変こと

脳梗塞で父親が倒れた

私の父親はとても元気で、仕事を退職後も私の子供達の面倒をみるのが生き甲斐で、毎週のように遊びに来ていました。夏休みなどは両親の家に連泊するのが習慣となり、その間は仕事もすることができていました。

ただそんな元気な父親が突然脳梗塞で倒れ、入院生活を余儀なくされてしまってから、私たち一家や母親の生活は大きく変化してしまいました。父の脳梗塞は左の血管が詰まったもので、言語障害と右半身麻痺という症状が残ってしまいました。

当初に比べると自分で食事をすることができるようになったり、装具を付けて歩けるようにはなりましたが、リハビリを続けても言葉を話したり、スタスタと歩くところまでは回復することはありませんでした。

急性期の病院を退院後回復期リハビリテーションに3ヶ月入院し、その後は何とか自宅に戻ることはできましたが、トイレの介助なども必要ということで、母親一人での介護は負担が大きいということで、私も週に何度か介護をすることになりました。

リハビリテーションに入院していた時には、トイレの介助は看護士さんが行っていましたが、娘である私の介助を父は嫌がったこともあり、介助はしたことがありませんでした。また退院間近になって理学療法の先生から介助の指導があったため、私も父も戸惑うことが少なくありませんでした。

父親としてのプライドがリハビリを妨げる

もともとリハビリをしている姿を見られたくないということで、父は私や母がリハビリを見学するのをとても嫌がり、少しでも姿が見えると怒りだしてしまったため、ほとんど見学をしていなかったため、介護の補助をどのようにしたらよいのかわからず、本当に大変でした。

父は装具を付ければ自分で立ち上がることはできましたが、思うように右足があがらないため、少しの段差でもつまづきやすく倒れないように補助しながら、父の邪魔にならないようにするのが大変です。

 

介護に置いての工夫や努力していること

以前の父親とは違うという受け入れ

もともと穏やかな性格で、小さい時から私は父に怒られたことがありませんでした。ただ脳梗塞になってから性格が少し変わったようで、急にイライラしたり私や母にあたることが多くなりその変化に慣れるまで精神的にも大変でした。

最初は突然怒り出す姿を見るのがショックでしたが、これは病気のせいで父の本心ではないと思うようになってからは客観的に対応できるようになったと思います。

私も母も以前の父と同じように思って介護をすると、裏切られることも多く精神的に傷ついていましたが、以前とはまったく別人格で脳梗塞を煩った一人の男性だと思うようになってからは、介護を仕事のように思えるようになり、精神的な負担をかなり減らすことができました。

機嫌をとり落ち着かせる

特に父の場合雨が降っているとイライラすることが多かったので、なるべく機嫌が悪くならないように父の好きな曲をかけたり気が紛れるような工夫をしました。また実家は築40年ほど経った戸建て住宅なので、段差が多くトイレも狭いため半身麻痺の父にはかなりの難関となっていますが、リハビリで段差などを克服できるようにかなり頑張ってもらっていたので、自宅内でつまづくこともなく何とか杖を使って移動できるようになっています。

デイケアを利用する

日中は私も実家へ行って介護することができていますが、夜は母一人の介護となるため、かなり負担がかかってしまいます。そのため夜中にトイレで起こされることがないように、父には排泄のリハビリも頑張ってもらいました。

夜中にトイレで起こされるのとそうでないのとでは、介護の負担も大きく違いますし、就寝時はオムツをしてもらっているので朝まで起こされることもないと母はいっています。入浴は私たちだけでは難しいため、デイケアでお世話になっています。

 

介護費用はいくらかかるのか

デイケアに月5万円

父にはなるべく自宅でリラックスして過ごしてもらいたいとは思っていますが、365日24時間はさすがに母も倒れてしまいます。私もできるだけ介護をしようとは思っていますが、子供もまだ小学生ということもあり、毎日のように自宅に行って介護ができるわけでもないので、週に3回は近くのデイケアでお世話になっています。

入浴はデイケアでしているので自宅でお風呂に入れることもありませんし、朝10時頃から夕方4時頃までの間介護から解放されるので、母もその間は自分の時間をもてるのでかなり助かっています。

介護ベッドなどは介護保険がきくので毎月数千円の費用しかかかりませんが、デイケアは食事代なども含めて月5万円ほどかかってしまうため、それなりに金銭的な負担がかかっています。

幸い両親には資産があるようで月に5万円ほどの負担は問題ないといっていますが、これから何年も介護生活が続き母も介護が必要になったと考えると、私にはなかなかその金額を払うことができないと思っています。

今のところ母も健康で私も健康なので、2人で父の介護は何とか続けていくことはできますが、これから何年このような生活が続くのかを考えるとかなり未来は真っ暗です。
幸い父は何とか自分で動けるようになろうという気持ちがあり、デイケアでもリハビリを続けているので誰かに頼るだけという感じではないのが介護を続けられる要因となっています。

もしリハビリをあきらめて寝たきりややる気がなくなってしまったら、介護もむなしくなってしまいますが、何とかしてもっと動けるようになりたいという父の気持ちがわかるだけにこちらも何とかして助けてあげたいと思えます。何とかその気持ちが長持ちできるように娘としては応援するだけです。

 

早期に対策できること

定期的な健康診断を受けること

今更ですが、父は65歳で退職してから、70歳になるまで病院にかかることもなく、もちろん健康診断や人間ドックを受診することもありませんでした。父も自分は健康だという自負がありましたが、突然倒れてしまい脳梗塞になってしまいました。

今思えばどうして定期的に健康診断を受けさせなかったのかと後悔しかありません。
父は健康だからということで病院に行くこともありませんでしたが、無理矢理にでも連れていけば良かったと思いました。

父の脳梗塞は心原性のものらしく何年か前から心臓に異変があったようです。私も母ももちろん父本人もそんなことはまったく知らず健康だと決めつけていましたが、定期的に検査を受けていれば見つかったかもしれないと思うと、後悔しかありません。

私たちのように両親はいつまでも健康だと思って定期検診など受けていない人も多いと思いますが、それで小さな異変が見つかり脳梗塞や心筋梗塞などの大きな病気を未然に防ぐことができるかもしれないので、是非健康診断を受けることをおすすめします。
私も仕事を辞めてからは健康診断を受けていませんでしたが、自分も今後どうなるかわかりませんから、定期的に健康診断は受けようと思います。

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